Congratulations GERMANY! 【W杯の裏で蠢くマネーゲーム】

2014.07.14社長日記
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ワールドカップ2014、今朝幕を閉じました。
当初からの予想通り、理想通りにドイツが優勝となり本当に嬉しいです。

最後の大会になるであろうクローゼにあと一点、ゴールして欲しかったですが、
まぁ、歴代最多得点の記録は残したので良いです。

MVPにメッシっていうのは、微妙。
今大会は各国の守備陣が目を見張る活躍がありましたので、
ノイアーが最優秀GKと合わせてW受賞で良かったんではないかとも思います。
アルゼンチンではマスチェラーノも頑張っていたし。
ただ、メッシが大会を大きく盛り上げたことは事実なので、ま、いいか。

 

 

さて、商業的にはどうだったのでしょうか。
W杯で動くマネーが途方もない大金なのは想像に難くないですが、具体的にご存じですか?

開催国ブラジルは赤字だったのか

 

ブラジル政府は今大会の準備のために、推定140億ドル(約1兆4000万円)の支出をしています。
準備不足が心配されていたスタジアム新設や、改修工事を行ったり空港や道路のインフラ整備など、多額の費用を準備に使っています。

一方で、国内の雇用を大量に生み出すこともでき、この1ヶ月間~2ヶ月間での観光客増加による経済効果は30億ドルとも言われています。
一時的な支出額を見ると、圧倒的に赤字になっているかと思われますが、
今後、観光業での経済効果はどこまで伸びるのでしょうか。

 

FIFAの独占的マネーゲーム

 

FIFA(国際サッカー連盟)が支払う賞金総額は5億7000万ドル。
日本円で約580億円です。
優勝国に3650万ドル(37億円)、ベスト8国に1400万ドル(14億)。
決勝リーグに進めなかった日本のような、グループリーグ敗退国にも800万ドル(約8億円)が支払われます。
グループリーグで1勝もしていない国にも支払われます。そして、この中から選手への報奨金が出ます。

なので、W杯に参加する発展途上国の、試合勝利への強いモチベーションにもなっています。

FIFAが支払う賞金の原資は大きく分けて2つ、各国TV局から支払われる放映権料と、企業からのスポンサー料です。
今大会のFIFAの収入は約2兆円とも言われれていますので、多額の賞金も大した支出でないことが分かります。

前大会に比べ、テレビの放映権料金が高騰しているようです。それだけW杯の、世界各国の視聴者が増加しているのが主因です。

スポンサー料では、ソニー、コカコーラ、アディダスなどのパートナー企業とマクドナルド、バドワイザーなどのスポンサー企業から、合計1500億円ほど稼いでいます。

これらの企業はW杯と連動したキャンペーン、商品展開、PR、マーケティングを構築し、世界に向けて戦略的にプロモーションを行います。
この時期、テレビCMや街中で、多くのW杯連動商品やプロモーションを目にします。

試合中,幾度と無く目にするこのボード。ウブロの広告効果は計り知れない。

(試合中,幾度と無く目にするこのボード。ウブロの広告効果は計り知れない。)

 

世界のワールドカップ視聴者数が増加し放映権料が高騰するのに合わせ、増加した視聴者へのコマーシャルも積極的になり、結果スポンサー料も高騰するというFIFA大儲けの仕組みですね。

そういえばブラジルのネイマールも、カメルーン戦の後にユニフォームを脱ぎ下着メーカの宣伝を行ったとして調査対象となっていました。

ネイマール 下着チラ見せで調査対象

(カメルーン戦後、下着チラ見せで調査対象に。)

 

FIFAは、W杯協賛メーカーの権利保護を徹底しているので、協賛メーカーではなかった下着を見せてはいけないというルールがあるようです。

FIFAは、競合となる企業や団体が無く、この分野で独占が続いており、FIFAの作ったルールでマネーゲームを繰り広げ多額の収益を挙げています。
一般のサッカーファンにとってはあまり関係がありませんが、このような商業的な側面から見るW杯も、興味深いですね。

 

とにかく、ドイツ優勝が嬉しいです。

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この記事の投稿者

川路 博幸

川路 博幸 代表取締役 googele+ facebook twitter

人生万事塞翁が馬。長いフリーター期間を経て2006年、(株)川路蒼藝舎を創業。客に媚びない強気姿勢に定評があります。ここ数年、サボっていたので今期は腰を据えて会社経営に取り組みます。最近ヘルニアがヤバイです。腰。

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