流星ワゴン 重松清 著

2015.01.18レビュー,社長日記
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今夜からテレビドラマが放送開始する重松清の「流星ワゴン」を読了した。
TVCMで予告編を観てしまい、それぞれの配役を知ってしまったから、小説を読みながら俳優の顔が浮かんでしまって少し鬱陶しかった。

 

仕事はリストラ寸前・妻からは離婚・子供は引きこもり。地元で入院している父親を見舞に行った時に貰える交通費の余りで何とか暮らしている有様。その父親も癌でいつ死ぬかも分からない。父親の見舞帰りに駅で酒を飲んで酔っ払っていると、ロータリーに1台の車が停まっている事に気が付く。その車には5年前、偶然見た新聞の交通事故の記事で死亡が報じられた橋本親子が乗っていた。言われるがままにその車に乗り込む一雄。そしてその車は一雄を、人生の分岐点へと向かう。

降り立ったのは、仕事の途中で妻を見かけた日。他人の空似だろうと仕事に戻ろうとした所に、一人の男が目の前に現れた。一雄はその男の事を、よく知っていた。

その男は今の自分と同い年、38歳の時の父親だったのだ。 — wikipedia

 

運命とは人間の意思を越えた力のようで、選択の連続という人間の意思によって
作られた結果でもある。

人生、振り返った時にしかわからない、分岐点。
その時は分岐であることも気づかない。

あの時こうしていたらという妄想を通じてこれからの選択の重みを知る。

無理だとわかっていても、愛の為にもがく。
生の充足を得るために、生きる意味を求める。
今日の充実を取り戻そうと、夜更かしをするのに似てる。
気づいた時には遅いが、気づいた時にまた始まる。

 

疲れる原因は「やったこと」ではなく「やっていないこと」だ。やり終えていない仕事が疲労を引き起こす。by Steve Chandler

 

小説や映画を観て他者の人生をなぞることもまた、悔いのない選択、生の充足を得るために意識せず役立てているのかもしれない。

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この記事の投稿者

川路 博幸

川路 博幸 代表取締役 googele+ facebook twitter

人生万事塞翁が馬。長いフリーター期間を経て2006年、(株)川路蒼藝舎を創業。客に媚びない強気姿勢に定評があります。ここ数年、サボっていたので今期は腰を据えて会社経営に取り組みます。最近ヘルニアがヤバイです。腰。

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